反物・・・
見ているだけでワクワクしますね!
お気に入りを手に入れたら、どんな雰囲気になるのか、柄行きはどんな感じがいいか、
一番簡単な前面のみのピンワークで雰囲気を確かめてみましょう。
用意するもの
用意するものは反物、腰紐2本、帯板(あればゴム付き、無くても可)、クリップ6個です。
後は和装ボディも忘れずに!
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ピンワークの手順
小紋の場合、最初は柄は考えず適当に合わせてみます。
準備
1、美容衿を付けるか襦袢を着せます。
衿づくり
2、下前と衿を作ります。反物の耳を内側に2センチくらい折り、衿肩あきにクリップで止めます。
3、生地を張り、身頃の生地を入れ込みもう一方の衿端を作ります。衿のように見えればOK。
4、下前の衿ができました。外れないようにクリップや紐に挟んで固定しておきます。
5、上前の衿を下前と同様に作ります。腰紐で固定します。
6、ちなみに後はこんな感じ。
前身ごろを作る
7、前身ごろを作ります。生地を真っ直ぐにしておきます。
8、腰紐から床につく長さ+35センチ前後の2倍の長さを内側に折り返して取ります。(上の写真を見てくださいね。)
9、床すれすれから胸のラインぐらいが目安です。
10、もう1本の腰紐で押さえ、おはしょりを作ります。
11、おはしょり分を下げます。
12、帯板を付けます。(無くても可。)
袖を作る
13、右袖を作ります。生地を二重にして前にもって行き、おおよそ肩先からバストトップ延長線上のおはしょり下までの長さを取ります。
14、背中の中心辺りであまり布にクリップで止めます。右袖が付いたところです。
15、ずり落ちないように後ろから脇のあたりで袖端と身頃をクリップで止めます。
16、同様に左袖を作ります。
17、クリップの位置は5か所です。4と5は内側に止めてあります。
帯を合わせる
18、お好みで帯を合わせます。6本目のクリップで帯を背中で止めます。帯揚げ、帯締めも合わせ、完成!!
印象的な柄がある場合は柄合わせの優先順位があります。
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いかがでしたか?
生地は体に沿わせることで生きてきます。
色々と柄をずらして試してみてくださいね!