いきなりインバウンド復活しちゃいましたね。    着付け体験も茶道も復活で、なんだかあわただしい日々を送っています。

着付け技能士1級合格しました!ー 合格までの道のり まとめー

着付け技能士1級合格しました!

何度も感染症蔓延のせいで実技試験が延期になり2年も待ちましたが、そのかいあってか(?)技術も向上し(!)合格に至りました。

そこに至るまでには色々ありましたが、これらの記事がこれから受検される皆様の参考となれば幸いです。

着付け技能士2級

2018年受検合格 学科100点(自己採点)実技60点以上(記載なし)

学科・実技共に1回で合格しました。

実技試験後の合格発表は翌年の1月末になります。

2級のレポートは以下の記事をご覧くださいね。

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着付け技能士1級

2級にすんなり合格したので1級も大丈夫!と思い甘く見ていた部分もあり実技で失敗しました。十分な練習も大事ですが、試験規定などルールの確認が必要です。

着付け技能士1級学科試験

2019年受検合格 100点(自己採点)

知っておくべき最低限の知識(2級)+αを問われます。

きもの学院の教本や他の検定の書籍、着物の教科書的な本を読みつつ、3年分ほどの試験を繰り返しすれば自ずと合格できるかと思います。

事実私はそうでした。(個人の感想です。)

学科試験については以下の記事で詳しくまとめてあるのでご覧くださいね。

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着付け技能士筆記試験過去問

 

着付け技能士1級実技試験 1回目

2019年受検不合格 51点(記載あり)

不合格通知はペラペラの紙1枚です。でも、ちゃんと点数は記載されていました。

不合格の時だけ点数を教えてくれるのかもしれません。

しかし、内訳は記載されていません。ざっくり点数のみです。

なぜそんな低い点数になったのか・・・?

今思えば着付けのお粗末さもさることながら、モデルにさせてはいけないことをさせてしまったと思うのです。

例えば補整を押さえていてもらった、袖を持っていてもらったなど。普段何気なくしていることをしてしまったと思うのです。

(何年も前なので記憶があいまいです。)

あとは既定の長さを厳守でしょう。美しさも加われば言うことなしですね!

その他の反省はこちらの記事をご覧ください。

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着付け技能士1級試験の反省

この年は不合格でも筆記試験の免除が2年ありました。この時点では20年と21年です。その後2年にわたり2回分延期になったので、結局来年の23年まで免除が伸びました。

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着付け技能士1級実技試験

リアルな受検レポートはこちらです。

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着付け技能士1級実技試験

 

着付け技能士1級実技試験 2回目

2022年合格 70点以上(記載なし)

合否発表当日はWEBで確認できます。自分の受験番号があるかどうかの確認はいつもドキドキしますね!

「あったぁ~!」ほっ・・・”^^”

実は今回もあまり自信はありませんでした。というのも「モデルに足袋をはかせてください。」のアナウンスだったけど、モデルさんが自分で足袋履いた(片方だけど)

採点の後、見たら片方の袖から襦袢がちょこっと”こんにちは”していた。(またやってしまった・・・詰めが甘いよと^^;)

ああ、でも良かった。合格で!これでまた次の段階に行けるわ。

次の日に合格証書着ました!ついでに得点を何点取れたのか楽しみにしていたのですが、記載はされていませんでした。なーんだ、残念!(知りたいなぁ)

 

1級実技試験レポート

午前中の試験でした。

今回の会場は新しいビルで天井も高く部屋も広々とし、他の受験生との間隔もたっぷりとられていました。(以前は結構なぎゅうぎゅう感がありました。)

モデルさんと待ち合わせていざ会場へ!(案内が少なくどこなのかよく分からず・・・)

試験看板

 

ちょっと早めについたので椅子に座って待機、そろそろかなという段階でモデルさんに髪飾りを付けました。

1級と2級受検者が半々くらいでした。

2級の受験者の方の中にボディをしょっていた方がいらっしゃいました。カバーは手作りの様です。素晴らしいですね!

受付後、所定の場所へ。

 

準備と点検

一度経験していますが、他の受検者さんを見習って準備しました。(他の方はそこらへんの段取りは教えられていると思うので。)

ご挨拶の後、点検の準備を始めます。

待っている間の私語は厳禁です。まぁ、コロナ禍なので「黙待ち」は必然ですね。

そして持ち物点検。今回も残念ながら着物の柄で受検できない方々がいらっしゃいましたT-T

「持ち物OK」を頂き、モデル着替えへ。

この時、私の指示でモデルさんが半分足袋をが履いてしまいました。「足袋をはかせてください。」のアナウンスに気付き慌てて履かせました。

「モデル補整OK」も頂きセッテイングへ。そして補整・襦袢着付けと続きます。

 

補整と襦袢着付け

補整はタオル、ガーゼ、コットン少々を使用し、折り方などもよく考え、振袖が似合う体型を作ることに重点を置きました。

長襦袢の着付け方も変えました。ここは中々うまくいったのではないかと思っています。

1回目との大きな違いは以下の通りです。

  • 伊達締めを伊達巻きに変えた
  • 長襦袢を振袖とモデルに合うように仕立てた

15分の着付け時間ですが、今回は少し時間が余りました。検定委員による採点後、振袖の着付けに入ります。

 

振袖着付けから帯結び

ここまで来たら後は練習の成果を存分に出し切るのみです。

着付けのペースは他の受検者さんをチラッと見ながら調整しました。きもの学院の講師試験でもそうだったのですが、私はいつも上手そうで手早い講師を見つけてその人のペースに合わせて進めていました。

1回目との大きな違いは以下の通りです。

  • モデルサイズにほぼピッタリの振袖にした
  • 伊達締めを伊達巻きに変えた
  • ふくら雀の結び方を変えた

細かい手順や動作も自分のしやすいやり方でなるべく時短になるようにしました。

時間は25分。

最後に草履を履かせてフィニッシュです。

そしてすぐに道具を片付け、モデルだけにして受検者は退場します。

 

採点~解散

まずは気分を落ち着けお手洗いに。

採点は25分間です。その間には「あれもこれも大丈夫かなぁ?」と心配になりますよね。でも、終わったことはくよくよ考えないことにしました。

あ~これで解放される~の方が大きかったかな。

検定委員の方々が出てきたところで受検者も室内に戻りました。

着姿の撮影は外での案内があり解散です。

会心のできとは言えませんが、こちらが後ろ姿です。(詳しくは別記事で!)

ふくら雀試験

とても疲れたのでモデルさんにお礼を渡し帰途につきました。

 

後日モデルさんから採点中のレポートが届きました。

まずは採寸です。モデルは試験(着付け)エリアの中央に立ちじっとしています。その間に3~4人の検定委員が前後二手に分かれ、ばらばらに来て採寸するそうです。

その後、画像のようにモデルウォークするそうです。ただ歩くだけで、特にポーズをするとかなにかはないそうです。

 

モデルが歩くルート

 

以上、受検レポートでした!

 

1回目、2回目の試験の着付けについての関連記事はこちらです。

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合否の違い

 

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