いきなりインバウンド復活しちゃいましたね。    着付け体験も茶道も復活で、なんだかあわただしい日々を送っています。

着付け技能士1級実技試験、只今準備中!

皆さん、実技試験の準備は順調でしょうか?

受験日が決まったら、後は練習あるのみです。

それまでに決めておかなければならない事がいくつかありました。

それは・・・

試験に使用する着物と帯、そしてそれを着るモデルさんです!

モデルさん選び

1級実技はボディではなくモデルさんです。

難関の一つでした。

候補として、

 

  1. 友人の娘さん
  2. 友人
  3. 私の元生徒さん
  4. 元同僚(着付け講師)
  5. 元同僚の生徒さん
  6. 着物ガイド仲間
  7. 友人が紹介してくれた人
  8. プロモデル
  9. 公募

 

と、いろいろ考えてみました。最有力候補と思っていた娘に期待したところ、「仕事休めるかどうかわかんないし―。」とつれない返事。忙しいから仕方ないかと断念。姪も然り。

成人式に振袖を着ていない方々がいて、ぜひこの機会に!と声掛けしましたが、諸事情により断念。

結局、元生徒さんに連絡したところ、「ぜひ!」と快諾いただきました!

本当にどうしようかと考えていたところだったので一安心しました。

このブログにも登場する生徒さんで大学生。振袖も問題なしです。

友人と元同僚着付け講師は50~60代ですが、万が一の助っ人としてお願いしております。

もちろん、バイト代出します!

 

 

振袖と帯が決まるまで

本モデルさんと万が一のモデルさんの年齢やサイズなどをあれこれ考えつつ、

「良し、これで行こう!」となるまで色々試してみました。

振袖ですが、実は5枚あります。(いつの間にか増えた(笑))

でもそのうち2枚は二尺袖。

1枚は毎度おなじみの練習用で銀彩が取れている部分がほとんど。

なのでモデルさんに着せるのはかわいそう。50~60代のモデルさんになった場合も考慮して渋めのものを手に入れようと思いました。

もちろんリサイクルで!

しかし、届いたら写真と少々色味が違い、あまり渋くない・・・でも、気に入ったのでそれに決めました。

帯は手持ちので決めようとあれこれ結んでみました。

これまた練習用ではほころびなどもあり、モデルさんがかわいそう!

ちょうど可愛い帯がありました。

でも固い。

柔らかくするために毎日結んで、やっと結べるようになりました。

それがこちら!

 

振袖はこれ!

 

まだまだ修正箇所たくさん!このもっさりした帯揚げをスッキリ仕上げたいものです。

髪飾りはこちら。

 

実技試験の髪飾り

 

 

本モデルさんは元生徒さんなので、実は振袖を2回ほど着せたことがあります。

一回目はこれ!

いつもの青い振袖

 

これも素敵なので第2候補にしていますが、できれば違う振袖を着せてあげたいなと思いました。

どちらも試験の着物の条件はクリアしていると思うので、どちらにするかは練習で決めようと思います。(たぶん第1候補になるかな。その後、第1候補になりました。)

 

さて、お手持ちの振袖は模様が衽から衽までつながっていますか?

絵羽模様

中振袖(袷)絵羽模様であること。すべての裾の縫い目の模様(上前衽・前身ごろ・両脇・背・下前身ごろ・下前衽)がつながっているもの。ー着付け技能士1級実技試験持参品「種類」より引用ー

 

そう!衽から衽までつながっていないと試験受けられません!

くれぐれもご注意くださいね!

 

写真の振袖はこちらで求めました。何度も良い出会いがありました。

 

 

長襦袢の調整

第1候補に決めた朱赤の振袖に対となる正絹の長襦袢があれば良かったのですが、ない物はしょうがないので、いつも練習で使用している化繊の長襦袢にしました。

幸いにも肩幅と袖幅がピッタリ!

しかし、袖丈が短い。要調整です。

衣紋抜きは取外して、半衿は塩瀬に替えました。

 

振袖長襦袢はこれ。

 

 

モデルさんとの練習

モデルさんとの練習はこれからです。

するべきことは・・・

  1. 試験内容の説明
  2. 当日の予定を打ち合わせ
  3. 採点時レポートのお願い
  4. サイズ・補整の確認
  5. 振袖と帯、着付け小物決定
  6. 着せ付けてそれぞれの位置確認
  7. 通し練習

 

自己練習では和装ボディをモデルさんのサイズに合わせて、後はひたすらシュミレーション&タイムトライアルします。

皆さんも頑張ってくださいね。まい吉も頑張ります!

 

帯結び編に続く・・・

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