半衿をちくちく縫い終わってから「うっ・・・@@;いまいち着物と合わない。」と、やり直した経験はありませんか?
半衿用両面テープならば慌ただしい時もすぐに替えられて安心です。
お裁縫が苦手な方もいらっしゃいますね。針で指をさしてしまい、着物に血が付いてしまっては大変です!
張ったり剥がせたりするので便利。
使用した半衿用テープはこちら。
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半衿を付ける
付け方は縫う場合と同じです。今回はまい吉がいつもしている方法です。
手前に衿が来るように襦袢を表に向けて広げます。半衿の大きさは幅15㎝、長さ80㎝~100㎝です。半衿は裏が上です。
①中心を3㎝、両端を1㎝取り、折り目を付けます。②③背中心からテープを青線の位置に矢印の方向に惜しげもなくビューっと貼ります。④は背中心の補強です。ヘロヘロした生地もあるので心配な方は貼ってください^^
まず、★と★を合わせて貼ります。背中心から片方ずつ貼っていきます。衿肩あきまではプラス6㎜でゆるみを持たせます(外側カーブ)。反対側も貼ります。半衿は表が上になっています。
襦袢をひっくり返し、裏を上に向けます。青線の位置にまたもやビューっとテープを貼ります。
半衿を襦袢の衿に背中心から片方ずつ貼っていきます。背中心から衿肩あきまではマイナス4㎜でつるような感じで貼ります(内側カーブ/↓下の写真参照)。
*ハギレなので背中心で継いでいます。
出来ました!
プラス(ゆるめる)の6㎜、マイナス(縮める)の4㎜は生地の特性によって変わります。ご自身で加減してみてください。その他は布目を通してピンと張りながら付けます。はがれやすい生地は圧着します。
綿はアイロン無しでも折り目が付きやすいので大丈夫ですが、その他の生地は様子を見ながらアイロン使用してください。見えない所で試したり、当て布を使用してください。
着せ付けの補助に使う
自装で重ね衿をする時は苦労しますね。
縫い付けたり、ピンで止めたりしましたが、テープを知ってからは愛用してます。
①衿肩あきから衿肩あきまでテープを貼ります。②重ね衿を5㎜さげて貼ります。③④生地が動きやすい時は補強として貼ります。
とっさの時の補修に使う
実はとっさの応急処置的な使い方もできるのです。
思わぬアクシデントの力強い味方です。
でも、後でちゃんと直してくださいね。
これは着物体験やレンタル店での着せ付けの時です。
針と糸は使えない場合が多いですからね。
- 着物が古くてビリっと破けた!
- 帯留のパールがポロっと取れた!
- 長襦袢の袖と着物が合わない!
- どうしても衿が合わない、引っ込む、はだけそう!?
いかがでしたでしょうか。まだまだ工夫次第で使い道がありそうです。良かったら教えてくださいね!
半衿用両面テープは何種類かあるようです。3種類見つけ、2種類使用しました。うーん、特に貼り心地に変わりはないかなー?
値段でこちらでしょうか。↓
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