いきなりインバウンド復活しちゃいましたね。    着付け体験も茶道も復活で、なんだかあわただしい日々を送っています。

帯板は帯を綺麗に見せる。

昔は帯板は使われていなかったそうですね。

昔と言うのは江戸時代。その前の時代もそうでしょう。

帯自体細かったし、紐だったし(笑)

使われ始めたのは近代からとか。

帯板の話なのになんですが・・・

最近まで帯板は付けなければいけないものと思っていましたが、帯によってはなくてもいいかな、ゆるりと着たい時はなくてもいいかなと。

でも、お高めの帯はシワになると嫌なので小さめの帯板を使ったりします。

さすがにフォーマル帯には付けた方がきれいです。

では、帯板どうぞ!

 

帯板の種類と役割

役割:帯の前面(腹の部分)をシワにすることなくきれいに保ちます。

挟む帯板、ベルト付きの帯板、前結び用のくるりと回せる帯板、夏用メッシュ素材の帯板があります。

振袖には挟む帯板の前板と後ろ板を使います。

帯板を付けないと帯にシワが寄ります。半幅帯とかはともかく、フォーマルの良い帯にシワが付いては大変ですね。

帯板してないと帯締めがめり込みます。

昔は使っていなかったそうです。どれくらい昔かは不明ですが、帯板の歴史は浅いようです。

ポケット付き帯板はちょっとした小物やスマホを入れられるので便利です。

 

挟む帯板

昔からある板のみの帯板です。

帯結びの後で入れるのは困難なので、途中で挟みます。

挟む帯板
茶系の柄物は母のお下がり、黒系柄物は三才非売品、ピンクは前板と後ろ板

 

挟み忘れ防止にあらかじめクリップで付けておきます。また、帯の間に挟むよりもポケット付きならば有効利用ができます。

 

忘れ防止帯板をクリップ

 

 

ベルト付きの帯板

自装ではベルト付きが主流ですね。

帯結びに集中できるので初心者さんにはベルト付きがお勧めです。

挟むタイプの帯板は着付けの途中で入れなければなりません。少々慣れが必要です。

 

帯板ベルト付き  
ピンクはベルトが完全に外せ、挟む帯板としても使えます。白は薄手で一応夏用。以上M姿。手前は四半世紀前に購入したハクビの脇でプラのフックを引っ掛けるタイプ。

 

ベルト自体を取外しできるもの、できないもの、また引っ掛けるタイプがあります。

 

 

ゴムベルトの位置

胸周りゆったりがお好みの方はゴムベルトの位置を変えてみましょう。

 

帯板ゴムの位置

 

左はベルトが真ん中を通る→みぞおちは少しの隙間

右はベルトを帯上線まで上げる→みぞおちにかなりの隙間

 

 

前結び用のくるりと回せる帯板

2タイプあります。

 

クルッと帯板

 

すべてプラスティック製のもの。帯と一緒に回すタイプ。

 

まい吉は少々ギプス感漂うので付け心地は今一つに感じます。

通気口は開いていますがちょっと暑いです。(個人的意見です。)

 

もう一つはサテン地で細身のもの。帯だけ回すタイプ。

先日取り寄せ始めて使ってみました。

良いです。

 

 

帯を回す時は非常に滑らかです。黒はダーク系着物と帯に目立たず良いです。

裏はパイル地で汗を吸収します。

また、滑り止めになるので伊達締めの代わりをしてくれます。

双方とも半幅帯やお太鼓を前結びする方には最適です。

帯を後ろに回す時に結びが崩れにくいです。

 

夏用のメッシュ素材の帯板。麻もあるー!

メッシュは通気性が良いので夏には助かります。全般的に少し柔らかめです。

浴衣にはいいですね。

 

 

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ダークカラーの夏帯には黒メッシュの帯板が良いです。

 

 

そして麻。

夏は麻素材で揃えるのもオツ。自然素材は身体にやさしいです。

他の小物もあります。

 

 

いずれにしても、がっつりとした体に合わない帯板は太めに見えたりするのでお気を付けください。

小物も日々進化しています。「私はコレ!」に出会えますように!

 

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ハンドメイドプロジェクト on Creema

アンティークや銘仙生地、もったいないハギレをシックで大人可愛い着付け小物によみがえらせるプロジェクトです。

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