いきなりインバウンド復活しちゃいましたね。    着付け体験も茶道も復活で、なんだかあわただしい日々を送っています。

半幅帯の前帯アレンジしてみませんか?

「シンプルな帯結びもいいけれど、ひと工夫したいな。」と思うこともしばしば。

着付け師魂がそうさせますよね。

そんな時は前帯をアレンジしてみませんか?

今回は一般的なアレンジからひと捻りしてお花風までのご紹介です。

他装でも自装(ちょっと難しいかな?)でも挑戦してみてくださいね。

 

 

段階的に覚えたい方は分解写真でどうぞ!

 

お花風アレンジ

用意する小物:飾り紐、ゴム3本、クリップ3本

ゴム3本は手首にはめておきます。

*ゴムはラテックス製の明色を使用。

リバーシブルの長尺浴衣帯で結びます。

 

1. テ先は70~80センチ位取り、取った所を三角に折り背中心にクリップで止める。”浴衣の帯を結びましょう。”を参照。

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2. 胴にひと巻きして、締める。

 

 

3. 背中心辺りで2枚の追いヒダを作る。

 

 

4. ヒダを半回転して折り上げて反対の色を出し、クリップで留める。

 

 

5. 継続してヒダを作り、脇にクリップで留める。

 

 

6. 更にヒダを折っていく。

 

 

7. クリップは左のバストトップから少し前中心寄りに留める。指の位置がお花の中心になる。

 

 

8. クリップ起点に指を使い花弁を作る。

 

 

9. 指で支えつつさらに花びらを作る。

 

 

10. 大・小・大と三枚作る。花弁を止めるゴムはここまで二本使用。花弁を形作る時に使うのでゆるめに止めておく。

 

 

11. 花芯はしっかり巻く。その周りに花弁を重ねていく。弛めに止めたゴムを伸ばしてそれぞれ止める。

 

 

12. 三枚目の花びらを留めるのに3本目のゴムを使用。最後に形作るので、ここでの花の形はあまり気にせず先に進める。

 

 

13. 後ろの結びを作る。帯は引いて締めるが、思い切り引くと花弁のヒダが崩れるので注意!!

 

 

14. テ先をおろし、テを上にひと結びする。

 

 

15.”しだれ桜”のリボン結びをする。

 

 

16. 追いヒダ一枚作る

 

 

17. 結び目の下から先を入れ、結び目に巻き付ける。

 

 

18. もう一度結び目の下から先を通し、片流しに。残りの長さを十分に使って結ぶ。ここがセンスの見せ所!

 

 

19. 両脇のヒダを広げる。

 

 

20. 飾り紐を結ぶ。端は同じ長さにする。花の上でひと結びする。

 

 

21. 飾り紐で花を補強するように紐の端を花の下に回し、リボン結びにする。

 

 

こちらは並尺使用。花弁は二枚。小ぶりでもカワイイ!ヒダを変えると違う形のお花に。

 

 

基本のヒダ寄せ一回転捻り

リバーシブルの並尺浴衣帯で結んでいます。

用意する小物:クリップ1本

このタイプなら自装でもできる!捻じる回数も変えてみて。お花風のように二巻き目に背中心で裏返し、反対色を見せることもできます。

 

 

英語で結び方を解説しています。

 

 

ヒダ寄せて一枚扇

リバーシブルの並尺浴衣帯で結んでいます。

用意する小物:ゴム1本、クリップ2本

お花風アレンジの花弁を一枚作って扇風に。ゴムで止めた部分を帯を細くたたんでひと巻きし、残りの帯で後ろをリボン結び。

帯の長さに余裕があれば、いくらでもアレンジできます。

混雑したイベントなどでは、形が崩れないように飾り紐などを使って補強させることも必要です。

 

 

 

 

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