秋よ来い!早く来い! というか、早く涼しくなってほしいですね。 着物をガンガン着れる秋、早く来ーい!    毎回「わたどう」の着物が楽しみです。

名古屋帯で角出しを結ぶ

角出しと言っても人それぞれ、いろいろな結び方があります。

ここでは一番簡単な、最後にテをお太鼓に通す方法をご紹介します。

それは「銀座結び」という方もいます。見た目は同じです。

帯枕無しで気軽に結べるお太鼓系の帯結びです。

特徴は・・・

  • 帯枕を使わないので夏には背中が涼しい
  • 粋である
  • お太鼓部分を閉じたり開いたりと色々な表情が出せる

 

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着物の着付け2おはしょりから帯板

 

下準備

 

名古屋帯・帯締め・帯揚げ・ガーゼ・仮紐1本・(クリップ)をご用意ください。

名古屋帯の仮だたみはできていますか?

帯揚げは6~8等分に折り、ご自分の身長分の長さのガーゼと一緒にゴムでまとめておきます。

角出し帯揚げの準備

 

 

帯を胴に巻く

テを肩に置き、帯を巻きながら締めていく

1.テを取り、ワを外側に肩に掛ける。テ先を置く位置によって腹柄の出方が変わる。は左、は真中、は右になる。全通柄は帯の長さを考えて。

 

まい吉

帯の腹にある柄の出し方に特に決まりはありません。左右中央とお好きな場所に合わせましょう。左右の場合は柄の中心をバストトップの位置に合わせます。

 

2.帯板に沿って胴に1回巻く。常に帯下がワになる。

 

まい吉
狭い場所では帯ではなく自分が回った方が巻きやすいです。

 

3.★印を親指と人差し指で取り印の帯下線背中心まで引く。

 

 

4.★からまで引く間に、右手は帯下線を持って引きを調節する。次に★印の指はそのまま固定し、右手は斜め前に引き、帯を締める。

 

まい吉
肩に掛けた帯の元が胴に巻いた帯に隠れるようにしっかり下に引きます。

5.ベルトなしの帯板はここで挟む。

 

 

6.一巻き目に沿って二巻き目を巻く。

 

まい吉
ベルトなしの帯板は帯2巻目の下に入れます。一巻き目と二巻き目はきっちり揃えましょう。後で揃えるのはひと仕事です。

テ元とタレ元を折り上げ、結び目にする

7.テを背中側におろして左端(ワ)を持つ。

 

 

8.持ったまま背中心よりも右に移動させる。そのまま手を下にずらす。

 

 

9.帯を持った手を背中心より左に移動させる。

 

 

10.手をその場に固定し、右の帯を斜め前に引き、帯を締める。

 

 

11.左手で帯下線をしっかり押さえつつ、右手を離し右の帯の裏へ持っていき、点線で折り上げる。白←矢印の帯の角が出ていたら内側に折り込む。テもワが帯下線に来るように折り上がっている。

 

まい吉
ここまでは一重太鼓と同じ作業です。

 

12.右左の帯を同時に折り上げつつ、右手を帯上線まで持ってくる。利き手を使うために持ち替えても良い。

 

 

13.帯上線の少し下に仮紐を通しタレ元を押さえる。

 

 

14.前に持ってきて胴帯の上でしっかり仮結びする。

 

 

テを前に預ける

15.テを十分に引き、前に持ってくる。テ先がバストトップの位置かそれより少し長い程度に合わせる。

 

16.テを脇で半分になるように折りあげる。

 

 

17.テは折り上げて前に挟む。クリップを使っても^^

 

 

お太鼓を作る

タレ元を広げ、お太鼓の上線を決める

18.背中にある帯の根元を三角に折り、きれいに開く。縫止まりが頂点に来ていると理想的。

 

まい吉
帯上線の上に出ている背中のテ元余りは帯の中にしまいます。また、美しいお太鼓を作るにはきれいに開くことが重要です。

 

19.三角を片手で押さえ帯を折り上げやすくする。クリップはお太鼓の上線になるところ。クリップをガイドにタレを折り上げる。

 

まい吉
クリップに関しては「普段&お洒落きものを着る準備。着付け小物が増えた!」を参照してください。

 

20.折り上げ柄を合わせたら手で支え、一方の手でガーゼと合体した帯揚げの中心を持つ。

 

 

21.ガーゼと帯揚げを前に持って行く。お太鼓の線はきれいか確認する。

 

まい吉
シャープな線が欲しい方は細いプレートをガーゼでくるみます。ミニタオル等でもOKです。

 

 

22.先にガーゼを上から前に引きつつ手を上下させ、脇を締める。

 

 

23.前中心を避けて、ガーゼの紐を2回からげて片輪で結ぶ。結んだらガーゼを前に一度引き、帯板と伊達締めの間に下に押し込むようにしまう。

 

 

24.帯揚げは仮結びし邪魔にならない場所に挟んでおく。ガーゼを結んだので仮紐を外す。その仮紐は袂にしまっておくか、再び取りやすい場所へ戻す。

 

まい吉
帯揚げの変更がない場合は前もって被せておき、ゴムで止めておくと手間が省けます。

お太鼓を決めてタレ先をとる

 

25.帯締めの中心を手に取る。

 

 

26.お太鼓部分を作る。帯締めをお尻の一番高い所(か少し上)にあて、帯端を持って布目を通す。

 

横から見たところ。↓

 

まい吉
必ず布目を通してください。お太鼓線がきれいに出ます。

 

27.後に浮かせて指を使い、タレを少しずつ折り込んでいく。ある程度折り込んだら手を持ち替え更に折り込む。

 

 

28.タレは一重太鼓より少し長めにする。10㎝くらい。指を使い長さを調節する。

 

 

29.タレ先の位置を決めたら胴の帯幅3分に1の高さに持っていく。

 

 

帯締めを結ぶ

 

30.緩めないように帯締めを結ぶ。

詳しくは名古屋帯で一重太鼓を結ぶ:帯締めと帯揚げを仕上げるをご覧ください。

 

動画もございます。

 

 

テをお太鼓に通す

 

31.前に預けておいたテを外す。脇をきれいに広げる。

 

 

32.テを折り返し、お太鼓のすぐ下に差し込む。

 

まい吉
テ先を迎える手はなるべく平らにします。

 

33.お太鼓部分とテを整える。

 

 

34.テはそれぞれ5㎝前後お太鼓部分から出し、お太鼓の下線に沿わせる。太鼓線はきれいに出たか、柄は良い位置にあるか確認。

 

 

35.横から見たところ。

 

さあ、いよいよ仕上げです。帯揚げ、頑張りましょう。

 

帯揚げを結ぶ

 

36.帯揚げを本結びにする。

詳しくは名古屋帯で一重太鼓を結ぶ:帯締めと帯揚げを仕上げるをご覧ください。

 

動画もございます。

 

 

32.帯揚げの出具合をお好みに整え、全体を確認する。着上がりチェックへ。

前中心で半衿と衿の交点、帯揚げ、帯締めの結びを一直線に揃えます。

 

はい、これで簡単な角出し(銀座結び)完了です。

草履をはいてお出かけしましょう!

 

 

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