和裁、創作の秋ですね。ん?もう冬?
木枯らしが吹き、寒くなって空気も乾燥。(おまけに自分も乾燥・・・)
寒干しの季節がやって来ます。
私の場合、12、1、2月の暇な時を見計らってします。
ついでに着物の整理。
「あ、そうだ、この着物?!何かリメイクしたいなー。」と思いませんか?
私だけかな?
そんな時、創作意欲を掻き立ててくれるのがこの本です。
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お手入れとお直しだけではなく小物の作り方も載っています。
主な内容
- きものの寸法直し(主に袖)
- 刺繍や染でお直し
- ミシンで作る小物(帯、かっぽうぎ、ステテコ、裾よけ、丸ぐけ、バッグ、草履キーパー、腰紐など)
- 紬の解きと洗い
以上が洋裁プラス和裁の感覚でまとめられています。
私がチャレンジしたのは・・・
単衣の裄直し
これは結構苦労しました。
それは筋消しです。消えない・・・洗っても。
ポリでもだめ?
短くするのはいいけど長くするのは筋消しが難しかったです。
コテでしっかりとアイロンされた筋は手強いです。
紬の解きと洗い
解きました。は縫いすればよかった・・・
みるみる縮む、塩沢さん。ショック・・・~~;
無謀にもネットでゲットしたお安いリサイクルの塩沢をダメもとで解いて洗ってみました。
キュ~キュ~って・・・縮む、縮むみるみるうちに!
で、なんか臭い・・・
半乾きでアイロン。伸ばすの大変でした。
本でもパーツごとに洗っていて”は縫い”はしていない。
やっぱりした方が良かったかも。
それにしても・・・
乾いてもなんか臭う。なんで?!
「これはプロにお任せかな。」でした。
以上、「塩沢さん洗うとこんなになるよ。」と言う失敗談でした。
そして、・・・
木綿のリバーシブル付け帯
洋裁の和風生地で製作。裏は見えないけどベージュの麻風生地です。
ちょっと私には可愛い過ぎるけど帯としてはお気に入りです。
そして・・・
きもの姿が細く見える魔法のような肌襦袢
デコルテもに綿を挟んで簡単に補正できます。もちろん胸もなだらかに。
和装ブラ要らないですね。
2段目の横に渡るパーツを少し下にずらして、下腹をキュッと締めることができるのも良いです。
自分では補整はほとんど必要ないので使っていませんが、
(痩せたら使おう!)
ウエストの補正はもちろん、後ろのポケットに腰布団も入ります。
よく考えられていると思いました。
柔らかい晒は肌に心地よい(写真)ですが、
より少し張りのある方が締たい時にはいいかもです。
綿などを細かく挟める仕様なので着せ付けにも役立ちます。
白生地を帯揚げ用にダイロンで染めてみたい(P42)です。
チャレンジしたらご報告しますね。
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